啓蒙活動



マダムはチョウザメの啓蒙活動にも取り組みます。

日本は世界のキャビア消費量ランキングでは常に上位、昨年2023年の日本国へのキャビア輸入量は約27t。近年の増える輸入量がキャビアブームの到来を示しています。
    
    
そのニーズを受け、国内のキャビア養殖場は年々増え続け現在50数ヵ所にもおよび、
一国でこれだけの養殖場を抱える国は世界をみても例がありません。また、供給量を上げるべく、生まれた時からホルモンづけにされているチョウザメたちも数多く存在します。。


年月をかけて育てられた母体から採取される卵の量は、魚体の約10%。では採取されたあとの魚体はどうなっているのでしょう。 
   
   

世界ではチョウザメのお肉を食す文化が古くから根付いていますが、日本国にはその文化はありません。その為、悲しきかな消費しきれずに廃棄とされているケースも増えています。国内の全養殖場でチョウザメが育ち、キャビアが採れ始めると思われる約4年後を想像すると恐ろしくてなりません。
   

我々そしてチョウザメにとって、持続可能な未来のために今、できることを考え取り組む所存です。知ることで芽生える想いがたくさんあると思っています。皆さまにチョウザメやキャビアを知っていただく活動に注力して参ります。
   

まず第一歩がブランド名

「Madam Sturgeon.Caviar」です

    
現在チョウザメにはたくさんの誤解が生じています。まず一つ目、「チョウザメは鮫ではありません」
蝶のようなうろこを持ち、鮫のフォルムに似ていたことから、チョウザメと和名がつけられたチョウザメ目チョウザメ科の生物です。現に英語ではsturgeonと名があり、〇〇sharkではありません。
   

チョウザメはキャビアをみごもる成魚になるまでに長いを歳月を要し、種類によっては、人間が成人するのと同様に18年~20年もかかります。そして一度抱卵できる成魚になると、その後何度も抱卵できる実に生命力の強い生物です。
そんな母体に女性を表す敬称をつけるなら、Missでもない、Mrsでもない、“マダム”が相応しいと考えました。
Sharkの誤解からの脱却の願いを込めて、Madam Sturgeon. Caviar[マダムスタージャンキャビア]と名付けました。