マダムについて

Madam Sturgeon. Caviarについて

Sharkの誤解からの脱却の願いを込めて

キャビアはチョウザメの卵であることは知られていますが、日本ではほとんどの方がチョウザメは鮫だと勘違いしています。

正確には、蝶のようなうろこを持ち、鮫のフォルムに似ていることから、チョウザメと和名がつけられたチョウザメ目チョウザメ科の生物です。現に英語ではsturgeonと名があり、〇〇sharkではありません。世界中でチョウザメを鮫だと勘違いしているのは日本人だけなのです。

チョウザメはキャビアをみごもる成魚になるまでに長いを歳月を要し、種類によっては、人間が成人するのと同様に18年~20年もかかります。そして一度抱卵できる成魚になると、その後何度も抱卵できる実に生命力の強い生物です。

そんな母体に女性を表す敬称をつけるなら、Missでもない、Mrsでもない、“マダム”が相応しいと考えました。Sharkの誤解からの脱却の願いを込めて、Madam Sturgeon. Caviarと名付けました。

本当においしいキャビアを食べてほしい

この思いだけでマダムスタージャンキャビアはスタートしました。
キャビア専門輸入業者に勤務し、毎日世界中のいろんなキャビアをテイスティングする中で、元詰め缶(キャビアの入った大きな缶)ごとに味が違うことに気づきました。

母体から受けるもともとの卵のポテンシャルの違いはもちろん、職人による塩のあて具合、水の抜き加減、保存時間や保存環境……これらがほんのすこし異なるだけで、キャビアの香りや風味、粒の食感、味わい・旨み、皮膜の溶けるスピード、口の中に残る余韻の時間まで全て変わってくる。同じ味のキャビアなんて一つもない。

そのため、Madam Sturgeon. Caviarでは、高度なテイスティング技術を持つスペシャリストが確実にテイスティングを行い、選び抜いた高品質な「本当においしい」キャビアをお届けします。
このように、キャビアはチョウザメが産んでくれた大変貴重な食材です。

キャビアを買う、大切な方へ贈る、味わう。それはきっといつもとは違う、特別な気分になれることと思います。

キャビアを知って、味わって、楽しんでいただくことで、みなさまの日々の生活がより豊かなものになる。そのお手伝いをMadam Sturgeon. Caviarが担っていきたいと思っております。

 ご案内いたします。
ようこそ、おいしいキャビアを知る人生へ。

SPECIALIST

松居 亜矢 Aya Matsui

1988年近江牛の生産地として有名な滋賀県近江八幡市に生まれる。 仏料理人の父と添加物が苦手な母が食材を選ぶ、食に対するこだわりの強い家庭で育つ。 人生の大きな転機は二十歳、牛が食材としての牛肉になるまでの全ての工程を見学した際。食べるとは何か、命をいただくこととは何かについて考え悩み、手を合わせ感謝し、美味しく頂くことの大切さを痛感する。
販売職を経て、キャビア専門の輸入業者に就職し、常時7種類以上の世界のキャビアがある環境で毎日テイスティングをおこなう。年間300日程度 キャビアを食し、食べたキャビアは17ヵ国50種を超える。
2023年にMadam Sturgeon.Caviarを立ち上げ、自身の強みである味覚、嗅覚と、前職でのキャビアのテイスティングの経験を活かし、「本当においしいキャビア」の販売と、キャビア、チョウザメの本来の価値や魅力を伝える活動を行なっている。